提言1 わかりやすい文章を書く

本章では職域接種準備期間から接種終了まで、北海道大学が発信した10の文書の可読性について検討した。本章の要点は以下の2点である。

文章を短く書く

北大の文章は長い

北海道大学が発信する文章は長い。職域接種に伴って公開された予約サイト「北海道大学 新型コロナワクチン大学拠点接種(職域接種)のご案内1」では、冒頭に以下の文章が掲載された。

北海道大学では,早期にワクチンの接種を実施することで,教職員,学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整えることが重要であること,また,本学は札幌市の人口の1%を超える教職員・学生を抱える大規模事業場であり,地域における効率的な集団免疫確立を加速し,札幌市における感染抑制に寄与することも重要であるとの観点から,学内を会場として,本学教職員及び学生等を対象とした大学拠点接種(職域接種)を実施することとしました。

ワクチンを予約する為にサイトにアクセスした全ての学生・職員がこの206文字から成る1文を目にすることになる。適切な文章の長さは人それぞれだが「文章の書き方(文化庁;ことばシリーズ20)」には次のような記述がある。

なるべく字数で一文平均50字、文節数で一文平均15文節を超えないように注意して書くのがよい。

このことからも206文字の一文はかなり長い文であることがわかる。

これは職域接種予約サイトに留まる傾向ではない。北海道大学が職域接種第一報から職域接種最終日までに発信した8通について、一文あたりの平均文字数を図1にまとめた。特記事項として、推奨される一文平均50文字を下回った文書は一つも無かった。

alt_text
図1.通知あたりの一文平均文字数

長い文章は読みづらい

長い文章は受け取り手にとって読みづらい。短い文章でも同じ内容を伝達できるのであれば、文章は短く書くべきである。私達が考える長い文章の「読みづらさ」の原因は

  • 構造的
  • 内容的
  • 環境的
要因の3点である。

構造的要因

長い文章では主語と述語の距離が長くなり、構造の把握が難しくなる。

内容的要因

文章が長くなると一文に含まれる情報量は必然的に増える。多くの情報を一度に把握する必要が生じることから、読みづらさが生じる。

環境的要因

全ての人に長い文章を読む環境・能力・時間があるとは限らない。

文章をわかりやすく書く

北海道大学の文章はわかりにくい。6月22日付けで発信された職域接種の進捗に関する通知の一部を以下に抜粋する。

大学拠点接種(職域接種)につきましては、6月7日に、本学におきましてもできるだけ早期に、学内を会場として、接種を希望する本学教職員・学生を対象にした大学拠点接種(職域接種)を開始することを目指す方針を決定した旨お知らせしているところですが、その後の進捗状況についてお知らせします。

本学における大学拠点接種(職域接種)につきましては、6月15日に正式に申請を行いました。その後北海道から、市町村におけるワクチン接種体制に影響を与えない旨の確認が行われ、現在は関係機関と調整中です。

なお、本学における現時点の接種計画の概要は以下のとおりです。

この文章は長いだけでなく、伝えたい点が曖昧でわかりにくい。文書の主題は「職域接種の進捗」だが、主題に至るまでの情報が多く、重要な情報が伝わりにくくなっている。文章の長さを短くするだけでなく、結論は先に述べるなどの構造的な工夫が必要である。

このような長くわかりにくい文章を書いてしまう背景には「情報の漏れや伝わり方の歪みを防ぐために、詳細な前置きや補足事項を詳しく書こう」という心理があるのではないだろうか。このような思惑には同意できる部分もあるが、これは「長い文章はそもそも読まれない」という重要な視点を欠いている。まずは読まれる文章・読まれやすい文章を目指し、短く簡潔な記述に努めるべきである。

わかりやすい文章を書くために

北海道大学から発信された全ての文書についてそれぞれ検討し、わかりにくい箇所とその改善方法を以下にまとめた。

一番大事なことを一番最初に書く

北海道大学では,早期にワクチンの接種を実施することで,教職員,学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整えることが重要であること,また,本学は札幌市の人口の1%を超える教職員・学生を抱える大規模事業場であり,地域における効率的な集団免疫確立を加速し,札幌市における感染抑制に寄与することも重要であるとの観点から,学内を会場として,本学教職員及び学生等を対象とした大学拠点接種(職域接種)を実施することとしました。

まず主題を提示する。主題を提示することで、読み手の注意を引き付けることができる。これはわかりやすいコミュニケーションにおける基本的なルールである。主題に付随する理由等は主題の後に記述する。

北海道大学は本学教職員及び学生等を対象とした大学拠点接種(職域接種)を実施します。

今回の大学拠点接種(職域接種)の目的は

  • 教職員・学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整える
  • 地域における効率的な集団免疫確立を加速し、札幌市における感染抑制に寄与する

の2点です。

情報は箇条書きに

本学における大学拠点接種(職域接種)につきましては、6月15日に正式に申請を行いました。その後北海道から、市町村におけるワクチン接種体制に影響を与えない旨の確認が行われ、現在は関係機関と調整中です。

なお、本学における現時点の接種計画の概要は以下のとおりです。

【接種計画の概要】

(略)

現在、「北海道大学ワクチン接種推進タスクフォース」を設置して実施に向けて鋭意討・準備を行っているところですが、関係機関との調整が進み、申込みの方法等の詳細が決まりましたら改めてお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

【接種計画の概要】の前後で進捗に関する情報が分断されている。関連する情報は一つにまとめ、箇条書きにする。

【進捗】

  • 6月15日に正式に大学拠点接種(職域接種)の申請を行いました。
  • 道と市町村におけるワクチン接種体制に影響を与えない旨の確認を受けました。
  • 北海道大学ワクチン接種推進タスクフォースを設置しました。
  • 申込みの方法等の詳細を関係機関と調整中です。

また、現時点における接種概要は以下の通りです。

【接種計画の概要】

(略)

省略できるものは省略する

ついては、本学では、今後も当初予定どおりの日程で接種を継続いたします。

文章の構成要素を減らすと内容の把握がしやすくなる。

今後も予定通りワクチン接種を行います。

文章を結合しない

避けるべき表記 提言案
~したほか、 ~しました。
~していますが、(順接) ~しました。

北海道大学は特に接続助詞「が」を順接で用い、文章を長くする傾向がある。接続助詞「が」は逆接での使用に限る。

否定の情報には否定形を使用する

異物混入が確認されたロット番号とは異なる番号であることを確認いたしました。

何かが「ない」ことを伝えるときには否定形を用い、「ない」と言い切る。

異物混入が確認されたロット番号ではありません。

過剰な敬語を避ける

避けるべき表記 提言案
~につきましては ~は
~ております ~ています
~におかれましては ~は
~いたします ~します

強調方法を統一する

法則性のない強調方法が複数存在する場合、優先順位の解釈が困難になる。優先度の階層は「普通」と「重要」のみで構成するようにする。また、色のみの強調は色覚特性を持つ人には認識できないので避けるべきである。

避けるべき表記 提言案
太字のみの強調 色+太字+アンダーライン
色のみの強調 色+太字+アンダーライン
アンダーラインのみの強調 色+太字+アンダーライン
色+太字の強調 色+太字+アンダーライン
色+アンダーラインの強調 色+太字+アンダーライン
太字+アンダーラインの強調 色+太字+アンダーライン

文書ごとの提言

上記の要点をおさえ、実際の文章の提言案を作成した。一部似通っている内容の文書については、記載を省略してある。

(1)実施決定の通知 6月7日

教職員・学生のみなさんへ

本学教職員及び学生の皆さんには、日常的に新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご協力頂きありがとうございます。

既に御存知のこととは思いますが、政府においては、企業や大学等において、職域単位でのワクチン接種を開始することを可能としました。

本学におきましても、早期のワクチン接種を実施することで、教職員、学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整える環境を目指す必要があります。

また、札幌市の人口の1%を超える教職員・学生を抱える大規模事業所であることを勘案し、本学内でも早期にワクチン接種を進め、地域における効率的な集団免疫確立を加速し、札幌市における感染抑制に寄与することも重要であると考えております。

このため、本学におきましても、できるだけ早期に(日程は今後調整)、学内を会場として、接種を希望する本学教職員・学生を対象にした職域接種を開始することを目指す方針を決定いたしました。

接種についての詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたしますので、よろしくお願い致します。

また職域接種の実施に当たりましては、多数の教職員・学生の皆さんのご協力が不可欠です。

特に接種会場の運営や実際の接種業務を担当されることとなる関係者の皆様方には大きなご負担をいただくことになりますが、何卒、職域接種の重要性をご理解いただきご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

北海道大学は、規模の大きな職場であるばかりでなく、教育・研究の社会的役割と医療提供という、新型コロナウイルス感染症の克服にとって最も重要な社会的プラットフォームを担っている施設です。

北海道大学病院では新型コロナウイルス感染症患者の診療に全力を挙げており、さらに、この度、札幌市からの要請を受け、6月21日(予定)から、ワクチン大規模接種会場(札幌コンベンションセンター)に本学(医学研究院・病院・保険科学研究院・遺伝子病制御研究所・環境健康科学研究教育センター、化学反応創成研究拠点)所属の医師を毎日10人程度、派遣することといたしました。

こうした北海道大学の大きな社会的使命を自覚して、皆さん自身が「感染しない」「感染させない」という気持ちで、引き続き自らの行動を律して頂きますととともに、大学におけるワクチン接種にもご協力頂けますよう、改めてよろしくお願いいたします。

令和3年6月7日

北海道大学総長

宝金清博

教職員・学生のみなさんへ

新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご協力頂きありがとうございます。

この度、北海道大学は本学教職員・学生を対象にした職域接種を行うことを決定しました。職域接種の主な目的は以下の2点です。

  • 早期のワクチン接種を実施し、教職員、学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整える
  • 地域における集団免疫の確立を加速させ、札幌市での感染抑制に寄与する

現時点における接種概要は以下の通りです。

  • 日程 できるだけ早期
  • 会場 学内
  • 対象 本学教職員・学生

接種の詳細は改めてお知らせします。

職域接種の実施に当たりましては、多数の教職員・学生の皆さんのご協力が不可欠です。特に接種会場の運営や実際の接種業務を担当される関係者の皆様方には大きなご負担をいただくことになります。何卒、職域接種の重要性をご理解いただきご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

令和3年6月7日

北海道大学総長

宝金清博

(2)接種計画の概要 6月22日

教職員・学生の皆さんへ

本学教職員及び学生の皆さんには、日常的に新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご協力いただきありがとうございます。

大学拠点接種(職域接種)につきましては、6月7日に、本学におきましてもできるだけ早期に、学内を会場として、接種を希望する本学教職員・学生を対象にした大学拠点接種(職域接種)を開始することを目指す方針を決定した旨お知らせしているところですが、その後の進捗状況についてお知らせします。

本学における大学拠点接種(職域接種)につきましては、6月15日に正式に申請を行いました。その後北海道から、市町村におけるワクチン接種体制に影響を与えない旨の確認が行われ、現在は関係機関と調整中です。

なお、本学における現時点の接種計画の概要は以下のとおりです。

【接種計画の概要】

  • 実施時期 7月中旬から9月中旬までの間の土曜・日曜・祝日(平日は実施しない)
    ※本学では7月当初からの接種を想定しておりましたが、物流(ワクチン搬送)の関係により7月中旬からとなる見込みです。
  • 接種会場 本学第一体育館
  • 接種対象 本学教職員・学生等
  • 接種規模 1日当たり最大2,500人程度

現在、「北海道大学ワクチン接種推進タスクフォース」を設置して実施に向けて鋭意討・準備を行っているところですが、関係機関との調整が進み、申込みの方法等の詳細が決まりましたら改めてお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

なお、既に札幌市をはじめ、お住まいの市町村から接種券が届いている方もいるようですが、かかりつけ医または大規模接種会場での予約が取れるようでしたら、そちらを優先していただいても構いません。どちらを優先されるかは、あくまでもご本人の判断となりますので,併せてお知らせいたします。

令和3年6月22日

国立大学法人北海道大学

教職員・学生の皆さんへ

日常的に新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご協力いただきありがとうございます。

大学拠点接種(職域接種)の進捗をお知らせします。

前回通知からの進捗は以下の通りです。

【進捗】

  • 6月15日に正式に大学拠点接種(職域接種)の申請を行いました。
  • 道と市町村におけるワクチン接種体制に影響を与えない旨の確認を受けました。
  • 北海道大学ワクチン接種推進タスクフォースを設置しました。
  • 申込みの方法等の詳細を関係機関と調整中です。
  • 職域接種開始時期は7月当初を予定しておりましたが、ワクチン搬送の関係により7月中旬からとなる見込みです。

また、現時点における接種概要は以下の通りです。

【接種計画の概要】

  • 実施時期 7月中旬から9月中旬までの間の土曜・日曜・祝日
  • 接種会場 本学第一体育館
  • 接種対象 本学教職員・学生等
  • 接種規模 1日当たり最大2,500人程度

お住まいの市町村から接種券が届いている場合はかかりつけ医または大規模接種会場で接種して頂いて結構です。どちらを優先されるかは、あくまでもご本人の判断となりますので、併せてお知らせいたします。

令和3年6月22日

国立大学法人北海道大学

(3)職域接種の概要 7月2日

教職員・学生の皆さんへ

本学教職員及び学生の皆さんには,日常的に新型コロナウイルスの感染拡大防止にご協力いただきありがとうございます。

本学における大学拠点接種(職域接種)につきましては,7月中旬から実施することで関係機関と調整を進めている旨お知らせしておりましたが,このたび,下記のとおり実施することが決定しましたので,お知らせします。

本学は,札幌市の人口の1%を超える学生及び教職員を抱える大規模事業場であり,本学内においてワクチン接種を進めることは,地域における効率的な集団免疫確立を加速し,札幌市における感染抑制にも寄与するものであると考えております。また,近隣大学等の接種にも協力し,ワクチン接種に関する地域の負担軽減にも寄与します。

なお,予約方法等詳細は調整中のため,決定次第改めてお知らせします。

【大学拠点接種(職域接種)の概要】

  • 実施期間 令和3年7月17日(土)~令和3年9月12日(日)
  • 実施日時 土曜日,日曜日,祝休日(平日は実施しません) 9時~17時30分
  • 接種会場 北海道大学第一体育館(札幌市北区北17条西7丁目)
  • 接種対象者 北海道大学及び小樽商科大学の接種を希望する学生及び教職員等約22,000名
  • 接種規模 1日当たり最大2,400名程度
  • 接種担当者 北海道大学の医師,歯科医師,看護師,薬剤師,検査技師等(小樽商科大学からも医療系職員等を派遣)
  • ワクチン 武田/モデルナ社製

その他

ワクチン接種はあくまでも希望者に対して行うものであり,ワクチン接種を義務化したり,接種していない者が不利益を受けることは一切ありません。なお,既に札幌市をはじめ,お住まいの市町村から接種券が届いている方もいるようですが,かかりつけ医又は大規模接種会場での予約が取れるようでしたら,そちらを優先していただいて構いません。

令和3年7月2日

国立大学法人北海道大学

教職員・学生の皆さんへ

日常的に新型コロナウイルスの感染拡大防止にご協力いただきありがとうございます。

本学における大学拠点接種の概要が決定しましたので、お知らせします。

【大学拠点接種(職域接種)の概要】

  • 実施期間 令和3年7月17日(土曜日)~令和3年9月12日(日曜日)
  • 実施日時 土曜日,日曜日,祝休日(平日は実施しません) 9時~17時30分
  • 接種会場 北海道大学第一体育館(札幌市北区北17条西7丁目)
  • 接種対象者 北海道大学及び小樽商科大学の接種を希望する学生及び教職員等約22,000名
  • 接種規模 1日当たり最大2,400名程度
  • 接種担当者 北海道大学の医師・歯科医師・看護師・薬剤師・検査技師等(小樽商科大学からも医療系職員等を派遣)
  • ワクチン 武田/モデルナ社製
  • その他
    • ワクチン接種はあくまでも希望者に対して行うものであり、ワクチン接種を義務化したり、接種していない者が不利益を受けることは一切ありません。
    • かかりつけ医又は大規模接種会場での予約が取れるようでしたら、そちらを優先していただいて構いません。

予約方法等詳細は調整中のため、決定次第改めてお知らせします。

令和3年7月2日

国立大学法人北海道大学

(4)北海道大学新型コロナワクチン大学拠点接種(職域接種)のご案内

北海道大学では,早期にワクチンの接種を実施することで,教職員,学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整えることが重要であること,また,本学は札幌市の人口の1%を超える教職員・学生を抱える大規模事業場であり,地域における効率的な集団免疫確立を加速し,札幌市における感染抑制に寄与することも重要であるとの観点から,学内を会場として,本学教職員及び学生等を対象とした大学拠点接種(職域接種)を実施することとしました。

北海道大学は本学教職員及び学生等を対象とした大学拠点接種(職域接種)を実施します。

今回の大学拠点接種(職域接種)の目的は、
  • 教職員・学生が安心して教育・研究に取り組める環境を整える
  • 地域における効率的な集団免疫確立を加速、札幌市における感染抑制に寄与する
の2点です。

(5)1回目接種予約催促 7月29日

教職員・学生の皆様へ

本学における新型コロナワクチン大学拠点接種(職域接種)につきましては,7月17日(土)から開始しておりますが,接種1回目の日程は,残すところ7月31日(土),8月1日(日),8月9日(月)の3日間のみとなっております。7月31日(土)は既に予約が定員に達しているところですが,8月1日(日)及び8月9日(月)は,まだ予約が可能な状況です。

ついては,ワクチン接種をお考えの方で,まだ予約されていない方におかれましては,8月1日(日)又は8月9日(月)にご予約いただきますよう,よろしくお願いいたします。

なお,8月9日(月)に接種できなかった場合(当日の発熱や体調不良等,やむを得ない場合も含む)は,8月14日(土)以降は接種2回目の方のみが対象になるため,本学でのワクチン接種はできませんので,ご了承ください。

令和3年7月29日

国立大学法人北海道大学

教職員・学生の皆様へ

新型コロナワクチン大学拠点接種1回目最終日についてお知らせします。

新型コロナワクチン大学拠点接種(職域接種)の接種1回目は、あと3日で終了します。以下の日程で予約が可能です。

  • 8月1日(日曜日)
  • 8月9日(月曜日)

ワクチン接種をお考えの方はご予約ください。

8月9日(月曜日)に接種できなかった場合(当日の発熱や体調不良等,やむを得ない場合も含む)は本学でのワクチン接種はできません。ご了承ください。

令和3年7月29日

国立大学法人北海道大学

(6)異物混入について 9月3日

モデルナ製ワクチンの異物混入について

【本学該当なし】

厚生労働省から、8月26日にモデルナ製ワクチンの異物混入について通知されたほか、他の複数の職域接種会場においても異物混入の事例が確認されておりますが、本学でこれまで接種したワクチン、今後接種予定のワクチンは、いずれも異物混入が確認されたロット番号とは異なる番号であることを確認いたしました。

また、これまでに調査結果が公表された事例においては、異物は製造工程でのステンレスの破片の混入が確認されたほか、その他の事例については製品のゴム栓様の異物である可能性が高く、いずれも有効性及び安全性に問題がないとの見解が、厚生労働省からしめされております。

ついては、本学では、今後も当初予定どおりの日程で接種を継続いたします。

なお、既に接種済みの方は、「接種済証」又は「接種記録書」に貼付されたシールにより、ご自身が接種を受けたワクチンのロット番号を確認いただくことが可能です。

令和3年9月3日

国立大学法人北海道大学

モデルナ製ワクチンの異物混入について

【本学該当なし】

本学で接種済み・接種予定のワクチンは異物混入が確認されたロット番号ではありません。今後も予定通りワクチン接種を行います。既に接種済みの方は、「接種済証」又は「接種記録書」に貼付されたシールにより、接種を受けたワクチンのロット番号をご確認いただけます。

異物混入について

厚生労働省から、8月26日にモデルナ製ワクチンの異物混入について通知がありました。また、他の接種会場でも異物混入の事例が確認されております。

これまでに公表された調査結果では、異物は

  • 製造工程でのステンレスの破片の混入
  • 製品のゴム栓様の異物

である可能性が高いとされています。いずれも有効性及び安全性に問題はありません。

令和3年9月3日

国立大学法人北海道大学